経営理念

事務所の経営理念について

1、当事務所は、和と輪により、お客様と地域の未来を良くしていきます。
2、当事務所は、税務・会計の専門家として、租税正義を実現し社会に貢献します。

経営のホームドクターとして、お客様と当事務所との目指す方向のベクトルを合わせ、お客様の売上と利益の最大化に寄与します。そして、お客様と提携企業や他士業とのネットワークを構築して、より高度の満足を共有できるよう仕事をしていきます。お客様の未来が良くなることは、その地域の未来が良くなることに直結すると考えます。
その大前提は、専門家として適時・正確な決算申告をし、独立公正の立場で憲法84条に規定される租税法律主義を貫くことが、社会貢献につながると考えています。

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<私の信条>
以下は、経営理念を実践していくにあたっての、私の信条としています。
①我を捨てて世に尽くす
②生涯学んで朽ちること無し
①は、TKC全国会の基本理念「自利利他」の実践のために、自己の中に潜む「利己たる我」を捨てるほどの覚悟をもって純粋な心で仕事をしていこうということです。
②は、幕末の儒学者、佐藤一斎の言志晩録60「少にして学べばすなわち壮にして為すことあり。壮にして学べばすなわち老いて衰えず。老にして学べばすなわち死して朽ちず」から、税理士は生涯学びが必要でこれを私のライフワークと捉えています。

理念の実践においては、稲盛和男氏の提唱される、「六つの精進」を日々唱えながら活動しています。

一、誰にも負けない努力をする
二、謙虚にして驕らず
三、毎日の反省(利己の反省、利己の払拭)
四、生きていることに感謝する(幸せを感じる心は、足るを知る心からうまれる)
五、善行、利他行を積む
六、感性的な悩みをしない

日々の実践は容易ではなく、度々苦労を伴います。でもその結果によりお客様と地域の未来が良くなれば、本望と考えています。

「自利利他」の理念の実践とは

自利利他

TKC全国会の基本理念である「自利利他」について、TKC全国会創設者飯塚毅は次のように述べています。
大乗仏教の経論には「自利利他」の語が実に頻繁に登場する。解釈にも諸説がある。その中で私は「自利とは利他をいう」(最澄伝教大師伝)と解するのが最も正しいと信ずる。
仏教哲学の精髄は「相即の論理」である。般若心経は「色即是空」と説くが、それは「色」を滅して「空」に至るのではなく、「色そのままに空」であるという真理を表現している。
同様に「自利とは利他をいう」とは、「利他」のまっただ中で「自利」を覚知すること、すなわち「自利即利他」の意味である。他の説のごとく「自利と、利他と」といった並列の関係ではない。
そう解すれば自利の「自」は、単に想念としての自己を指すものではないことが分かるだろう。それは己の主体、すなわち主人公である。
また、利他の「他」もただ他者の意ではない。己の五体はもちろん、眼耳鼻舌身意の「意」さえ含む一切の客体をいう。
世のため人のため、つまり会計人なら、職員や関与先、社会のために精進努力の生活に徹すること、それがそのまま自利すなわち本当の自分の喜びであり幸福なのだ。
そのような心境に立ち至り、かかる本物の人物となって社会と大衆に奉仕することができれば、人は心からの生き甲斐を感じるはずである。

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